ランニング用品のなかで、買おうか迷うもののひとつが「ランニングウォッチ」です。
購入を検討する際に、先輩ランナーに相談すると「ランニングウォッチは必要ない」と聞くことが多いです。
ランニングウォッチは必要ないって聞くけど本当?
ランニングウォッチにはどんな役割があるの?
結局ランニングウォッチは買ったほうがいいの?
一般的なランニングウォッチのイメージは、「ただの飾りになっている」「ランニングをやめて使わなくなった」などの欠点が多い上に高単価なものもあるので、買う決断がしづらいと思います。
しかし、「安全にランニングできる」「健康管理ができる」などの、ランニングを楽しむためのツールでもあります。
そこでこの記事では、ランニングウォッチを購入する際に悩みに悩んだ私が、ランニングウォッチが必要ないと言われることに対して徹底解説します。
最後を読むことで、ランニングウォッチはランニングをする人はもちろん、ランニングをしない人にも良い影響を与える「必要なもの」だと気づけるはずです。
実際に私がランニングウォッチを購入する際にいろいろ調べて、最終候補に残ったランニングウォッチはこちらです。
最終候補に残ったランニングウォッチ
「おすすめなランニングウォッチTOP5」におすすめな人の特徴を書いているので参考にしてください。
「ランニングウォッチは必要ない」と言われる理由3選
「ランニングウォッチは必要ない」とよく耳にすることはないですか?
先輩ランナーさんが「ランニングウォッチは必要ない」と言う理由を3つ解説します。
①スマホアプリで十分
近年スマートフォンの普及により、多種多様なランニングアプリがダウンロードできるようになったので、スマホアプリで十分まかなえるようになってきました。
スマホアプリはランニングウォッチと比較しても、遜色ない計測機能やトレーニングメニュー、音楽再生など、ランニングに必要な機能を網羅しているものが多いです。
ランニングウォッチよりも画面が大きく見やすいので、ペースや距離、心拍数などの情報を一目で確認できます。
しかし、スマホアプリはランニング中に操作しにくいです。
ペースや走行距離などを走っている途中に確認したい人は、ランニングウォッチがおおすすめです。
②自分のペースで走りたい
自分のペースで走りたい人には、ランニングウォッチは必要ない可能性が高いです。
ランニングウォッチは、ペースや距離などのデータをリアルタイムで表示するため、目標タイム達成や自己ベスト更新を目指すランナーにとっては良いですが、データに縛られて楽しめない可能性もあります。
特にランニングを始めたばかりの人は、まずは気軽に始めることが大切なので、ランニングに慣れるまではスマホアプリやストップウォッチなどで十分です。
しかし、ランニングの目標設定やトレーニング効果の向上が目的なら、ランニングウォッチの購入を検討しましょう。
③できるだけお金をかけたくない
ランニングは、「特別な道具が必要ない手軽に始められる運動」のイメージがあるので、できるだけお金をかけたくない人が多いです。
ランニングウェアやシューズなど最低限のアイテムでも1万〜2万円かかるのに、さらにランニングウォッチも買うと合計5万円程度お金がかかる可能性があります。
高価なランニングウォッチを買ったとしてもランニングをやめてしまったら後悔しか残りませんよね。
まずは、スマホアプリやストップウォッチなどでランニングを始めてみて、ランニングが習慣化してからランニングウォッチの購入を検討するのもありでしょう。
「ランニングウォッチが必要」と言われる役割3つ
「ランニングウォッチは必要ない」と言われますが、ランニングウォッチには本当にいらないのでしょうか。
下記では、ランニングウォッチが必要だと思ってしまう役割を3つ紹介します。
①モチベーションを維持しやすい
ランニングを継続するには、モチベーションを維持することが重要です。
ランニングのモチベーションは、ランニングウォッチの以下の機能によって維持しやすくなります。
ランニングウォッチのモチベーション維持機能
- 目標達成サポート機能
- ランニング効果の可視化機能
- ランニング仲間とつながるコミュニティ機能
ランニングウォッチは、ランニングを楽しむためのツールとしてさまざまな機能が搭載されてます。
必要かどうかは、自身のランニングスタイルや目的によって異なるので、必要性や機能などを十分に検討した上で購入しましょう。
②安全機能が搭載されている
ランニングをしていると危険な目に遭うこともあるので、安全機能が搭載されているランニングウォッチを選びましょう。
ランニングウォッチに搭載されている安全機能は以下のようなものあります。
ランニングウォッチに搭載されている機能例
- 迷子防止になるGPS機能
- 緊急連絡もできる転倒検知機能
- 夜間のランニングに便利なライト機能や反射板機能
ランニングウォッチに搭載されている安全機能は、安全なランニングをサポートしてくれます。
③ランニングメニューの作成・管理をしてくれる
ランニングウォッチは、目標タイムや目標距離に基づいて、ランニングメニューを作成・管理してくれます。
自分でメニューを考える必要がなく、より科学的かつ効率的なランニングができるようになるので、ランニング初心者や忙しい人におすすめです。
例えば、心拍数のデータを見ながら、その日の体調や疲労度に合わせてペースを調整したり、持久力を高めるためのインターバルトレーニングを組み入れたりもできます。
ランニングウォッチを持っていると、日々のデータをもとに、個々のニーズに合わせた最適なランニングメニューの作成と管理をサポートすることで、ランニングの楽しみをさらに深められるでしょう。
ランニングウォッチの選び方5選
多種多様なランニングウォッチから自分に合うものを選ぶとなると、何を基準に選べばいいかわからないですよね。
そこで、あなたがランニングウォッチを購入する際の基準となる、ランニングウォッチの選び方を5つ解説します。
①価格
ランニングウォッチを購入する際は、まず価格を見ましょう。
ランニングウォッチは数千円〜数万円と価格帯が幅広いので、ランニングウォッチに求めることや予算に合わせて絞り込みましょう。
ランニングウォッチの価格と機能の関係
- 基本的な機能:数千円〜数万円
- GPS機能:1万円〜数万円
- トレーニング機能:2万円〜数万円
- 音楽再生機能:2万円〜数万円
- 健康管理機能:2万円〜数万円
予算が限られている場合は、中古やレンタルサービスを利用するとよいでしょう。
②デザイン
ランニングウォッチは購入したら頻度高く使用するものなので、自分が気に入ったデザインのものを選ぶようにしましょう。
自分が気に入ったデザインのものを選ぶことで、ランニングのモチベーションを維持しやすいです。
ランニングウォッチのデザイン例
- カラー:ブラック、ホワイト、シルバー、ゴールド、ピンクなど
- 形状:丸形、四角形、楕円形など
- 素材:プラスチック、金属、シリコンなど
- バンド:ナイロン、レザー、金属など
一部のランニングウォッチは、バンドや文字盤をカスタマイズすることができます。自分好みのデザインにカスタマイズすることで、より愛着が湧きますよ。
③操作性
ランニングウォッチはランニング中に操作することが多いので、操作しやすいものを選ぶようにしましょう。
操作性が悪いランニングウォッチを購入してしまうと、着けなくなって数万円損してしまいます。
操作しやすいランニングウォッチの特徴
- ボタンが大きい
- ボタンが少ない
- 操作する画面が大きい
- タッチで操作できる
ランニングウォッチを購入する前には、実際の店舗で試着して操作性を確認しましょう。
④バッテリー持続時間
ランニングウォッチを選ぶときは、ランニングの頻度や距離に合わせてバッテリー持続時間を確認しましょう。
バッテリー持続時間が短いランニングウォッチを購入してしまうと、ランニング中にバッテリーが切れてしまった場合、緊急時の対応ができなくなって危険です。
バッテリー持続時間の目安
- GPS機能使用時:5時間〜24時間
- GPS機能未使用時:1週間〜2ヶ月
バッテリー持続時間は、GPS機能をオフにしたり画面の明るさを下げたりすることで延ばせます。
⑤必要な機能が搭載されているか
購入を検討するランニングウォッチに、必要な機能が搭載されているかどうかを確認しましょう。
必要な機能は、ランニングの目的やレベルによって変わるからです。
ランニングレベルと必要な機能
- 初心者:基本的な機能のみ
- 中級者:GPS機能やトレーニング機能など
- 上級者:多機能なランニングウォッチ
「なぜランニングをするのか」、目的に沿ったランニングウォッチを選ぶと後悔しないです。
ランニングウォッチのおすすめランキングTOP5
ランニングウォッチの必要性や選び方がわかったところで、おすすめのランニングウォッチを紹介します。
1位:【ガーミン】Forerunner 265
ガーミン Forerunner 265は、鮮やかなAMOLEDディスプレイと充実した機能を備えたランニングウォッチです。
初心者から上級者まで、幅広いランナーにおすすめのモデルです。
おすすめな人 | 直径 | 重量 | バッテリー持続時間 | 機能 | 音楽アプリ | 決済機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
・本格的にランニングを楽しみたい ・科学的にトレーニングがしたい ・スマートウォッチの機能を求める | 46.1mm | 約47g (バンドあり) | 約312時間 (GPS使用時:約20時間) | GPS/防水/心拍計/消費カロリー計算/Gセンサー/ナビゲーション/音楽再生/保存/血中酸素濃度測定/上下動/上下動比測定 | Spotify/Amazon Music/LINE Music | Suica |
\ プライムデー限定 62,800円→50,991円! /
2位:【Amazfit】Amazfit Cheetah Pro
Amazfit Cheetah Proは、2023年7月に発売されたAmazfit初のランナー向きスマートウォッチの上位モデルです。
スマートウォッチとしての機能も豊富なので、ランニング中だけでなく日常でスマートウォッチとしても使用したい人にもおすすめです。
おすすめな人 | 直径 | 重量 | バッテリー持続時間 | 機能 | 音楽アプリ | 決済機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
・軽量で快適なランニンがしたい ・高精度なGPSを求める ・スタイリッシュなデザインを求める | 47.0mm | 約43g (バンドあり) | 最大336時間 (GPS使用時:最大44時間) | GPS/防水/心拍計 /消費カロリー計算/Gセンサー/ナビゲーション/音楽再生・保存/血中酸素濃度測定/上下動/上下動比測定 | ー | ー |
\ プライムデー限定 44,900円→38,100円! /
3位:【HUAWEI】WATCH GT Runner
WATCH GT Runnerは、通信機器メーカーとして有名な「HUAWEI(ハーウェイ)」が、2023年10月に発売されたランニング特化のスマートウォッチです。
はじめてランニングウォッチを触る人でも、直感的に操作できるのでおすすめです。
おすすめな人 | 直径 | 重量 | バッテリー持続時間 | 機能 | 音楽アプリ | 決済機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
・本格的なランニングを楽しみたい ・AIランニングコーチをつけたい ・ランニングフォームを改善したい | 46.4mm | 約52.5g (バンドあり) | 最大336時間 (GPS使用時:最大20時間) | GPS/防水/心拍計/消費カロリー計算/Gセンサー/ナビゲーション/音楽再生・保存/血中酸素濃度測定/上下動・上下動比測定 | ー | ー |
4位:【Apple】Apple Watch Series 9(GPSモデル)
Apple Watch Series 9(GPSモデル)は、2023年9月にAppleから発売されたiPhone専用のスマートウォッチです。
これさえあれば、ランニングにスマホをもっていかなくても音楽や買い物を楽しめます。
おすすめな人 | 直径 | 重量 | バッテリー持続時間 | 機能 | 音楽アプリ | 決済機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
・健康管理を重視する ・iphoneと連携したい ・高いデザイン性を求める | 41.0/45.0mm | 約47.0g (スポーツループ装着時) | 最大18時間 (低電力:最大36時間) (GPS使用:最大7時間) | GPS/防水/心拍計/消費カロリー計算/Gセンサー/ナビゲーション/音楽再生・保存/血中酸素濃度測定/上下動・上下動比測定 | Spotify Amazon Music YouTube Music Apple Music AWA | Suica iD QUICPay その他 |
\ プライムデー限定 59,800円→53,800円! /
5位:【COROS】PACE 3
PACE 3は、アメリカのスートアップ企業「COROS」が軽さを追求したランニングウォッチです。
おすすめな人 | 直径 | 重量 | バッテリー持続時間 | 機能 | 音楽アプリ | 決済機能 |
---|---|---|---|---|---|---|
・コスパの良いランニングウォッチがほしい ・豊富なトレーニングモードがほしい ・直感的な操作がしたい | 41.9mm | 約30.0g (ナイロン) | 最大576時間 (GPS使用:最大38時間) (日常使用:最大17日間) | GPS/防水/心拍計/消費カロリー計算/Gセンサー/ナビゲーション/音楽再生・保存/血中酸素濃度測定/上下動・上下動比測定 | ー | ー |
よくある質問
ランニングウォッチ必要ないについて、よくある質問に回答します。
まとめ:「ランニングウォッチ必要ない」は人による!レベルに合った性能のものを選ぼう
一般的なランニングウォッチは「買っても着けなくなる」「機能をまったく使わない」などの欠点から「必要ない」と敬遠されがちです。
しかし、ランニングウォッチはランニングをより楽しくしてくれるツールです。
「デザイン性が良いランニングウォッチ」「使い勝手が良いランニングウォッチ」など、人によってランニングウォッチに求めることが異なるので、自分に合った性能のものを選びましょう。
この記事でおすすめしたランニングウォッチはこちら